1948年 秋田県仙南村(現 美郷町)生まれ、71年岩手大学特設美術科を卒業。
76年には第20回シェル美術賞展で佳作賞、翌年の第12回昭和会展で優秀賞、そして83年には「秋風」で安井賞展佳作賞を受賞。
現在、小岩井農場のそばにみずからが、木を植え開墾した山に移り住み創作活動を続けている。
そこでは、池をほり、イワナやコイを育てたり鶏、兎、犬や猫にかこまれ、自然の恵みが豊かにみのり美しい原風景が広がっている。
忙しい毎日で現代人が忘れかけている日常のささやかな生命の輝きを藤井 勉の絵画の世界で鮮度落すことなく表現している。
